デジタルサイネージのデザイン|見やすい画面と制作事例

デジタルサイネージのデザインでは、色や動きの見栄えだけでなく、誰が・どこで・何秒くらい見るかに合わせて情報の優先順位を決めることが重要です。店頭を歩く人向けの画面と、注文カウンターでじっくり見る画面では、適切な文字量や動画の構成が異なります。

このガイドでは、店頭・飲食店・不動産・医療施設などの用途別に、見やすいサイネージ画面を考える方法と制作例を紹介します。動画や静止画の制作をご検討中の方は、シグナビスタの制作サービスもご覧ください。

まず結論:設置場所と見る時間でデザインを選ぶ

店頭・通路:短時間で伝わるデザイン

通行中の人に向けて、何の商品・サービスなのかを最初に伝えます。大きな商品写真、短い見出し、要点を絞った動画を組み合わせ、離れた位置からの読みやすさを確認します。

注文カウンター:選びやすいデザイン

商品名・税込価格・セット内容など、購入・注文の判断に必要な情報を優先します。分類したメニューや静止画、必要に応じたスライドなど、読み返しやすい表示を検討します。

待合室・施設案内:迷わず理解できるデザイン

受付手順や施設の利用方法は、情報を順番に整理します。案内文・図解・字幕が読める表示時間を確保し、音声が使えない場所でも伝わる画面を考えます。

上記は一般的な設計の目安です。実際の制作では視聴距離、画面の明るさ、音声の有無、表示機器の仕様も確認します。

デジタルサイネージのデザインで確認したい6つのポイント

  • 情報の優先順位:最初に伝える商品・価格・案内を決め、主役を一つに絞る
  • 視認距離と文字:離れても読める大きさ・行数・背景とのコントラストを確認する
  • 縦横比:横型16:9と縦型9:16では文字・写真の配置を作り分ける
  • 表示時間:通行者向けは短い要点、待合室向けは段階的に読める構成を検討する
  • 無音での理解:音が出せない場所でも、字幕・図解・文字で必要情報が伝わるようにする
  • 更新しやすさ:商品名・価格・営業時間など、変わりやすい情報の修正方法を先に決める

用途別のデザイン・動画制作例

以下はシグナビスタに掲載している動画の参考画面です。映像表現の例であり、特定の店舗・施設での設置工事実績や売上効果を示すものではありません。

商業施設の商品紹介

商業施設向けデジタルサイネージ動画の参考画面。商品画像・コピー・キャンペーン情報を組み合わせた映像

商品写真、キャッチコピー、キャンペーン情報を短時間で伝える表現

動画の制作例を見る

飲食店のメニュー案内

飲食店向けデジタルサイネージ動画の参考画面。メニューを紹介する映像表現

料理写真・商品名・価格など、注文の判断に必要な情報を整理

動画の制作例を見る

不動産店舗の物件紹介

不動産店舗向けデジタルサイネージ動画の参考画面。物件を紹介する映像

写真や間取りなど、比較したい情報の順序と見やすさを意識

動画の制作例を見る

病院・施設の案内

病院向けデジタルサイネージ動画の参考画面。施設利用者に向けた案内映像

受付案内・館内情報など、分かりやすさと情報更新を重視

動画の制作例を見る

動画と静止画、どちらのデザインが向いている?

静止画・スライド:メニュー、価格表、地図、営業時間など、見る人が文字を読んで確認する情報に向きます。変更頻度が高い場合は、差し替えが簡単なデータの作り方も検討します。

動画・アニメーション:商品が動く様子、利用イメージ、短いメッセージを順番に伝える用途に向きます。ただし、動きが多すぎると文字を読みにくくなることがあります。

どちらか一方に固定する必要はありません。短い動画と静止画を組み合わせ、表示内容に応じて使い分ける方法もあります。

縦型・横型の画面サイズと納品仕様

代表的な画面比率は横型16:9、縦型9:16です。制作サイズの例には1920×1080px、1080×1920pxがあります。ただし、これらがすべての機器の推奨仕様というわけではありません。再生機器・配信システムが指定する解像度、動画形式、コーデックなどを優先してください。

MP4という拡張子だけでは再生可否は決まりません。書き出し形式や実機確認の項目は動画仕様確認ガイドにまとめています。

発注・更新時に起こりやすい問題と対策

文字が小さく、遠くから読めない

実際の視聴距離、画面サイズ、表示時間を確認し、大きな文字・十分なコントラストで試写します。

縦型にすると写真や文字が切れる

横型の動画を単純に切り抜かず、縦型の画面比率に合わせて文字・写真を再レイアウトします。

古い価格・キャンペーン情報が表示されたままになる

更新担当者、掲載期限、差し替えるファイルと反映方法を制作前に決めておきます。

納品したMP4動画が設置先で再生できない

使用機器の型番、対応する動画コーデック・解像度・フレームレート、配信方法を先に確認し、可能なら実機で再生テストします。

よくある質問

デジタルサイネージのデザインを依頼するには何を準備すればよいですか?

まずは設置場所、画面の向きとサイズ、伝えたい内容、使用開始希望日をお知らせください。写真・ロゴ・原稿がある場合は、使用許諾を確認したうえで共有いただくと内容を整理しやすくなります。

縦型と横型で同じデザインを使えますか?

元になる写真や文章は共通化できますが、表示比率が異なるため、文字の位置や情報量を調整することがあります。必要な画面ごとに制作サイズを確認してください。

紙のチラシや料理写真からサイネージ向けのデザインを作れますか?

はい。既存素材を活用した静止画・スライド・動画などをご相談いただけます。画像の解像度や文字量、使用権利を確認して再構成します。

デジタルサイネージのデザイン制作費はいくらですか?

一律の料金ではなく、制作点数、動画の本数と長さ、支給素材、撮影・アニメーション・翻訳、修正・更新内容などで異なります。見積もりの比較項目は料金・見積もりガイドをご確認ください。

デジタルサイネージのデザイン・動画制作を相談する

シグナビスタ(運営:株式会社シンシア)では、店頭・施設などで使用するデジタルサイネージの動画・静止画・アニメーション制作をご相談いただけます。機器本体や設置工事の手配が必要な場合は、内容に応じて対応範囲を確認します。表示する内容がまだ決まっていない段階でも、設置環境や目的からお聞かせください。